ゴールデンウイーク最終日、雨の音がひとしきり大きくなった夕刻、ブラックコーヒーのマグカップを傍に、PCと向き合っている。

初歩の案ではあるが、2024に向けての提案が固まりつつある。弊社が始めることはほんの僅かな事からだが、少しでも今の現状が変わるきっかけになれば幸いだ。

さて、時事通信の記事に気になる内容があった。配達業務の重荷となっている再配達問題についての記事だ。

コロナが収束を見せる中、巣ごもり需要は解消され在宅率も減少、それに並行するように再配達の率が上昇していると言うことで、この上昇による影響は現在、約6万人のドライバーの労働力に相当するという内容。働き方の見直し、まさに2024年問題を浮き彫りにする具合的な数字だと言える。

注目すべき点はここからだ。政府は25年度に再配達率を7.5%程度に下げる目標を掲げ、「非対面での受け取り方法を一段と多様化することが重要」だと述べている。

しかしその中身についてはどうだろう。

政府の打開策は、まとめ購入の呼びかけ、コンビニ受け取り、PUDOロッカー利用の呼びかけ、ただこれだけである。

記事の内容ではヤマト運輸などの大手企業も、これらの機能を顧客が利用すれば再配達率問題は解消するとの見解ということだが果たして本当に効果が期待できるのだろうか。少なくとも個人的な意見としては、何の具体策もないままこの問題が解消に向かうことは無いのではないと考えている。

この記事を見て確信した。

弊社のアイデアは、配達する側だけではなく、受け取る側のやり方をも見直すものだ。

もちろん、導入には様々な問題があるだろう。実現は簡単ではないが、誰もやっていない新しいアイデアなら効果は更に期待され、問題解決に向けて自ら発信していく事とした。

その具体案に向けてまず、今回が第一の提案だ。

明日の打合せでは、どんな反応が返ってくるか今から楽しみにしておこう。

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